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手組?ホイール組って何・・・転ばぬ先の峠道(笑)

猛暑を何とか乗り切ってやっと初秋の風が峠にも吹き渡り、シーズンの到来を感じます!

その峠ライダーの方から下りでスピードがのって来るとお尻がやたらと跳ねる、ホイールの振れもでてないのに何故?との事。

先ずは、振れ取り台にセットして手で触ってみるとパンパンに張られたスポークのテンション!


これじゃ無理もないので、早速バラシてライダーの体重に合わせ適性の数値にて組み直すことに…。ご本人、納得の一発オッケイが出てメデタシ・メデタシなのでしたがっ!

ホイール組みとは、縦・横の振れを取るだけではなくスポークのテンションも重要なのです。特に今回はホイールの手組、しかも最高難度?<パイプリム!!>との熱戦の模様を実況していきます。

ご覧のとおりニジーのカウンタック<ハイポリッシュ32h>パイプリムです。

Italian laced wheel_01

パイプリムとは潰しを入れ継ぎ合わせて成型しただけのシングルバデット・リムです。

元のパイプは、より軽く(薄く)してあるのでスポークのテンションを上げるとニップル部分のシェルは、ハブ側に引っ張られ表面張力の様?立体的に浮き上がり更に張るとエッジと平行に割れてしまう代物。

テンションを下げると振れが出やすく少しの段差でも曲がってしまう<厄介>なリムですが、究極の技術でこの難題を両立させているのです。

本当に、手間と時間がかかるんですよ~!でもその分、高速域でもビクともしませんから気持ちよ~く下れますから心配無用ッス!

余談ですが、ハイポリッシュ仕上げで美しく外側には軽量化の為の肉抜きがホール間に各二か所ずつ施され、光り輝くその姿は何としてでも、愛車に合わせたい逸品なのです。

因みに、このNISIカウンタックは以前紹介しましたコルナゴ・アラベスク用に組み上げたもの。

Italian laced wheel_02

ホイール組の際ハブ穴の確認も大切、Cレコ期まではフランジの穴あけ作業は手仕事でした。ですからごく稀に穴ズレの個体が存在します。それと落車によるフランジホールの変形!

これもアウトです正確に組み付け出来ません。実はリムとスポークの相性等が在りますので簡単に説明します。

サピムとDTでは柔らかさも違いますし14番(2ミリ)のプレーン、15番の(1,8ミリ)やコンペティション等シングルやダブル・トリプルバデットとスポークの形状や種類・ライダーの用途や好みに加えて、各メーカーのリムの機能や硬さの違いもあるのです、それに対して無数の組み合わせが存在します。

ですから体重・速度域・リムの硬さ・スポークの形状や種類に合わせてその都度テンションを計算しつつホイールを組んでいくのですからモータイヘンッ!

加えて、体重が50kgのライダーと75kgのライダーではスポークのテンションは当然違いますから素人にはとうてい無理な作業です。

Italian laced wheel_03

この様々なテクニックを駆使して<貴方専用の>ホイールは組み上がるのです。自分の為だけに手組をした<銀輪>、当然走りは最高に気持ち好いのです、昔から餅は餅屋と言います。

最近は完組ホイールで質の良い物が沢山在る中「やっぱり手組じゃないと」の依頼がひきもきらないのは本当に自分の自転車を、愛おしむ(ある意味での)上級クロモリライダーが増えたからでしょうか?

一先ず嬉しい悲鳴なのです!ハイ

最後に秘儀を?バルブホールからハブを覗き見るとほらっ、カンパの刻印が正面に見えますよね?

それとリアのギア側はチェーン脱落時を想定して逆イタリアン組、継ぎ目には等々…。これ以上は実際に来店して頂けば更に詳しく説明しますので是非のお待ちを申し上げます。

本当に自転車って良いですね~!!!

Italian laced wheel_04
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テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

2010-09-23 : カスタム事例 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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Author:hiphipshake
HIP HIP SHAKEオーナー。インダストリアルデザイナー、アパレルデザイナーを経て、ついに禁断の自転車趣味を仕事に…。前職の知識と経験を生かして、自転車の「ストリートクチュールカスタム」を提唱。リアルレーサー等、フレームの芯出しからパーツのオーバーホールやチューンナップ迄カッコよくて走れるヴィンテージバイクを多数制作中!

住所:東京都渋谷区神宮前3-36-26
電話:03-5410-5508
営業時間:13~19時
定休日:月曜(第2、3の土日は走行会・イベント等のため不定休)

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