スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- : スポンサー広告 :
Pagetop

来店時、いつも 『ピッカ ピカ~ 』過保護な?人気物のビンテージ・ロード・バイク/BOTTECCHIA!オーバーホールの巻

ヴィンテージ・クロモリBOTTECCHIAの
オーバーホール依頼にいらしたS氏!
一見、新車?
日々、磨き込まれてます!
2代目?
フレームの物色に来る度拝見していますが
本当に綺麗、いいですよね~◎
但し、このバイクを手に入れてから一度もO/H
していないのが不安で今回の作業に至ましたが
当店としても初期のセッティングが「心配」です
何故か?
その初期作業の善し悪しがバイクのその後の寿命を
決めるのです
不手際が有ると付属のパーツもダメになります
ですから、全は「最初」が肝心そして大事!
しかも絶版の旧車、手当が遅ければそれだけ
ダメージも大きく成るのです、ご注意下さい!
vin-botte_01
C-レコ初期モデル、刻印にメーカーのパントとは
珍しい、羨ましい限り・・・
次回の作業時には文字をイタリアン・トリコロール
カラーに、塗り替える予定です◎
エナメルを入れるので綺麗かも…
vin-botte_38
オーナー日頃からバイクへの愛情を感じます
が、その状態は如何なるものか???
とくとご覧下さい・・・
vin-botte_03
先ずは、パーツ達を丁寧にチェックしながら取り外して
フレームとフォーク、スケルトン状態にしたら~っと
早速のO/Hです
vin-botte_04
vin-botte_05
vin-botte_06
いつもの様にヘッド及びBBから、アレレ?
ヘッド・パーツにスペーサーが入れて在ります
往々にしてコラムがカットされず、その分のクリアランス
をスペーサーにて、帳尻を合わせる上等手段のパターン?
実際に開けて診ると、案の定…ORZ
vin-botte_07
vin-botte_08
vin-botte_09
vin-botte_10
コラムは切られておらず溝も切って無い!
安易な組み付け…
「またかよっ!!!」
てぇ事は?
やはり、ロックナットワッシャーのベロだけ削り落して
vin-botte_11
正しくは、この様に削った溝に凸凹にハマります
vin-botte_12
コラムの溝切を放棄?
省略?
手抜き?
まるで素人?
おいおい、大丈夫?
HPダメかも?
へッド・パーツを外して見ると…
vin-botte_13
vin-botte_14
vin-botte_15
vin-botte_16
フェイシングも手抜きです
こうなると、ヘッド・パーツ装着時に必ず斜めりますから
当然、面圧も斜めに掛かり当り面だけが削れた状態で長期
の使用でヘッド・パーツは方減りで「ゴリゴリ」にて…
平たく言うとワンの半円だけが虫食い!!!
HPは、使用不可!
その短い命を閉じた…
C-レコH・P新品交換を余儀なく…
☆この様にデタラメな組み付けの『シワ寄せ』
は全てユーザー重く・高く圧し掛かるのですから
本当に、いい迷惑です!
vin-botte_17
こんなに各エンドはゆがんでいる物・・・
決して、珍しくないのです!
エンド以外に、フレーム自体のゆがみも多いので
ご注意あれ・・・
vin-botte_18
徐々に矯正をし、「ねじれや撓み」を取ります
vin-botte_19
フェイスも上下を綺麗にサラって仕上げます!
vin-botte_20
vin-botte_21
作業は前後しますが、フレーム・フォークのセンター
も出て無いのでキッチリ芯出しします
vin-botte_17
vin-botte_23
次にBB,ココは?
綺麗にフェイシングしてますがリーミングは
無し!
リーマーを丁寧に掛けます
オーナー持ち込みのC-レコ初期のウイング・マーク
パント入りクランクに交換!
インナーを42Tから39Tに交換、オーラも更にupです!
それによりチェーンも2コマカット、お忘れなく
シート・チューブも専用の工具でリーミングとチューブの
「割り」部分も丁寧にヤスリ掛け!
vin-botte_24
vin-botte_22
vin-botte_25
これで、ピラーにナックル・ライン(傷)も解消ですが
またまた問題が…シート・ピンも斜めって入っており緩めると
折れます…困ったモノです
vin-botte_26
内側の奥に入る筈のプレートが入っておらず、ボルト「3・5mm」
の純正から社外の3mmに帰られている・・・
その理由はカンパ純正の3・5mmの特殊工具が無く前オーナー苦肉
の策であろう・・・
vin-botte_27
デルタブレ-キのO/Hも完璧、ジャック・ナイフも出来ます(笑)
何故かは、後に触れるとしてシューもカンパ・シントに交換◎
vin-botte_28
やっとでホイール廻りに着手、さてとテンション・メーター
で・・・
えぇ~20オーバーです
14番のスポークで現行のホイール・テンション並?
(現行カンパ・ゾンダ等はこのテンションです、硬っ!)
当店の考え方、オーナーの体重を考えみれば
せめて6~7テンション、実際には5前後かと?
リムはGL330(330とはグラム数です)
例えばGL280は(280グラム)ご存知ですよね?
知らない(汗…)
クロモラーなら覚えましょう
常識ですので・・・
この頃のMAVIC社は優秀なのです
あのSSCやGP-4等ハードアルマイト仕様
の材質(アルミ二ウム)の焼きの温度で硬度を
出し、表面処理をして丈夫で軽くを追及!
(リム表面に丈夫な幕を張り強度を出す事)
従って、組手には有難い『お利口さん』なのです

このリム、持ち込まれた時のスポーク・テンション
は高すぎて、極端に言えばオーバル型に近い状態

縦ブレが激しく、さぞやオーナーは辛かった事でしょう
でも、もう平気です?
結局テンションは最終的には前「20」から「5」で仕上げ
ましたから四分の壱のテンションに変更…ですが…
14番のスポーク・テンションが「20」ですから癖が
付いてしまい大事な縦ブレが中々取れない…ん~…
何とか前後とも、クリアしましたがmavicリムの成せる技!
因みに、前スポーク一本のグラムは8.2グラム!!
今回、サピムのレーザーはジャスト4グラム◎
ってえ事は2分の1?
その差は、前後で525gマイナス256グラム!
何とスポーク重量を丸々、一本分の軽量化です凄い!!
ガタの出ていたハブもO/H
vin-botte_29
vin-botte_30
次てリア・ディレィラーもガタガタフレーム・センター
が出ておらずチェーン・ラインを無理やり作っていたので
RDもテンション・ガイドプーリーにも斜めからの負荷が長
年掛かり次けた症状です…恐ろしい限り…知らないと言う
事は、でもコレも現実…

デルタ・ブレーキ本体とインナー・ワイヤーにも問題あり!
vin-botte_31
以前にも紹介したインナー・ワイヤーのリード・プレート
は、やはり装着されておらずブレーキ・タッチや引きの重さ
ストレス感も、酷いのだが「慣れる」とそれが普通に感じて
しまい「何が良くて、何が良くないか?」が判らなくなる
まさに負の循環…この車両のオーナーは長距離を走るので
「別物」を体感されるでしょう◎

ハブも「フロント」シャフトを回転させると
ゴリゴリ感が酷かったのですが、O/Hにてセーフ!
vin-botte_30
vin-botte_32
因みにグリス・アップの量は・・・
カンパのグリスをこんなに仕様します
参考にして下さい
ダストキャップの裏側のシールの部分の硬化も進んで
おり、いずれ新品と交換…?
但し、カンパ本社もとっくに製造してません!
特殊な形状にて類似のモノも無く困りものです
今回は、特殊なケミカルに浸してラップに包み暫しの時
間、放置プレイです~効き目在り!!
vin-botte_33
☆初期の「C-レコ・ハブ」にはシールが無く、ダストが
溜り易く、ダメージも大きいのですが、マメにO/H出来る
方には、この方法がお勧め「廻り」は異次元!!!
何度も言いますが『マメに』O/H出来る方「限定」です
マメで無い方、間違い無く壊れますのでやめときましょう

リア・ハブは、オーナー苦心のレコード8Sのカセットハブ
一見すると判らないチューン・ナップ、ドップラー・レバー
のみ稼動しますのでご注意を(笑)

長期間、センターが出ていない状態で乗られていたので
ドライブ・トレインの調整も大変です(いや~な、汗…)
平たく言えば、斜めに引かれ癖が付いていますから正常
な位置に戻ると、壱からやり直し…
そこは当店の仕事、も~完璧!!!
vin-botte_02
vin-botte_34
晴れてオーナーの乗車を待つ、BOTTECCHIA君!
凛々しくなった、お姿です!
vin-botte_35
vin-botte_36
vin-botte_37
もう「不安」のかけらも無く、気持ちよ~く走れる
ロード・レーサーの完成です!
スポンサーサイト
2012-09-25 : オーバーホール : コメント : 1 : トラックバック : 0
Pagetop
ホーム  次のページ »

カウンター

プロフィール

hiphipshake

Author:hiphipshake
HIP HIP SHAKEオーナー。インダストリアルデザイナー、アパレルデザイナーを経て、ついに禁断の自転車趣味を仕事に…。前職の知識と経験を生かして、自転車の「ストリートクチュールカスタム」を提唱。リアルレーサー等、フレームの芯出しからパーツのオーバーホールやチューンナップ迄カッコよくて走れるヴィンテージバイクを多数制作中!

住所:東京都渋谷区神宮前3-36-26
電話:03-5410-5508
営業時間:13~19時
定休日:月曜(第2、3の土日は走行会・イベント等のため不定休)

PICT

FB4.jpg

passoni & casati_02

passoni_01

passoni & casati_04

specialized

olympic_01

MILAN


AOYAMA

定休日

LINK

写真 (24)

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。