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現行のTommasiniをクラッシコに組む

お客様のオーダー事例紹介第1弾です。

Tommasini Sintesi Neuron01


これまで何台もクロモリロードに乗られているこのお客様、増えすぎたコレクションを1台にまとめるにあたり、選んだのがTommasini。現行のSINTESI、パイプはCOLUMBUSのNEURONです。しかしどうしてもヴィンテージのカンパ(Super Record50周年記念モデル!)で仕上げたいとのことで、Tommasini日本総代理店のアクションスポーツさんにサイズも含めてスペシャルオーダーしました。結果、リアスペーシング128mmで、ヴィンテージにも現行コンポーネントにも対応する仕様になっています。ただ、スペーシングを変えただけでヴィンテージパーツがポン付けできたら、当店のようなプロショップは必要ないわけで…。

Tommasini Neuron Rear Mech Close-up

たとえば上の写真、どこにこだわりがあるのか分かりますか?現行のフレームは、昔と違ってリアエンドをステーに差し込むタイプなんです。つまり、チェーンステーとシートステーの付け根が、当時のリアエンドよりも内側に出っ張っているのです。お客様の当初の希望はレジナのAmerica(8速)だったのですが、それだとスペーシングはOKでもTOPギアがエンド差し込み部分に当たっちゃうのです。そこで急きょ仕様変更。同じレジナのSL(7速)がインストールされています。
また、コイルアウターの中もこだわってます。シフティングフィールの向上を狙い、硬質軽量のインナーチューブをインサートしています。人によってはコイルのままの方が、上からオイルアップできるからいいと言いますが、いかんせん汚れますよね…。性能のことも含め、当店ではインナーを入れる方法をお勧めしています。
さらに画像からはわかりませんが、テンションプーリーとガイドプーリーについては、ボルトの締め付けトルクまで意図的に変えています。理由ですか?秘密です…笑

言うなれば、完成車売りしかしていなかった昔のDe Rosaのような仕事を目指して作業しているわけです(彼らは今でも完成車については、パーツ自体をバラしてセッティングするところから仕事をしています)。

さらに各部のクローズアップをどうぞ◎

Campagnolo 50th Anniversary crankset

50周年モデルだけの特徴である、ゴールドのエンブレムがまぶしいです!ちなみにあまり知られていませんが、このSレコはただノーマルのSレコのエンブレムを変えただけではないんですね。よく見ると、たとえばフロントディレイラーのガイドプレートが薄く削られていたりします。厚さはノーマルとICSの中間くらいですね。

Tommasini Steer Close-up

ハンドル回りです。ステムはメンテのしやすさとフォルムの美しさが魅力のチネリのXA、ハンドルバーは同じくチネリのCampione Del Mondo(旧ロゴモデル)を奢りました。画像にはありませんが、ブレーキレバーについても、中のテンションスプリングの調整をしてから組み上げています。従って、驚きのシルキータッチを実現しています。

Tommasini Nisi Countach

このバイクのもう一つの見どころはホイールでしょう。NISIのカウンタック、しかもレアなハイポリッシュです!ルックスが魅力のNISIのリムですが、やはり強度的な部分では頼りない…。技術のないショップが組んだりすると、スポークホール部分が盛り上がってくるくらい柔らかいリムです。当店では、NISIのリムは体重75kg以上の方にはお勧めしていません。そしてお客様の体重とライディングスタイルに合わせた、このホイールのテンションは、なんと驚きの13kgです。もちろん縦ブレも横ブレも完璧に取ってありますよ~

このエントリ用に写真を撮った当日、3日も前倒しでお客様が引き取りに来られました。夜遅くでしたが、そんな気持ち、痛いほどよくわかります。暗い中、帰られるお客様が自転車にまたがり、ペダルを踏み込んだとき、ホイールから乾いた金属音が響きます。

…その音が、かの有名な「天使の羽音」です。熟練のメカニックが手がけた手組ホイールでしか聴くことのできない、そして最初の乗り出しで一度しか聴くことができない音です。みなさんは聴いたことありますか?

今回はここまで。質問事項がある方は直接ご来店ください~
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テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

2010-04-27 : カスタム事例 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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hiphipshake

Author:hiphipshake
HIP HIP SHAKEオーナー。インダストリアルデザイナー、アパレルデザイナーを経て、ついに禁断の自転車趣味を仕事に…。前職の知識と経験を生かして、自転車の「ストリートクチュールカスタム」を提唱。リアルレーサー等、フレームの芯出しからパーツのオーバーホールやチューンナップ迄カッコよくて走れるヴィンテージバイクを多数制作中!

住所:東京都渋谷区神宮前3-36-26
電話:03-5410-5508
営業時間:13~19時
定休日:月曜(第2、3の土日は走行会・イベント等のため不定休)

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