スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- : スポンサー広告 :
Pagetop

アン・プラグドなコルナゴ(COLNAGO)ビトゥーボ・チタニウムのストリート・クチュール・・・激軽の訳は・・・

寒い冬の間にO/H、多くのお客様より愛車をお持ち戴き

誠に感謝!
NEC_0625.jpg
東京オリンピックの招致が決まっての『初春』いつもの年

とは、少し違う季節の訪れを感じますね~♪
NEC_0763.jpg
地元、青山で2度目のオリンピックなんて只々感動である

そのメイン・スタジアムに控えし当店!

スポーツの祭典、サイクリスト達も気合十分だ!
NEC_0561.jpg

さて、今回ご紹介のCOLNAGO・ビトゥーボ・チタニオは、その意味

でも初期のチタンフレームに現代のパーツを上手く融和させる事!
NEC_0727.jpg

所謂《アン・プラグド》を出来る限り、当時のパーツを駆使して

《ハイブリッド》&軽量化にトライします!

軽さ・早さ・美しさ・走りにコダワリそのオーダーに応えます◎
NEC_0773.jpg

当初は、チネリ社製アルミ二ウムのインテグラル・アルター!

言わずと知れたRAM・ハンドル・バーの原型である

アヘッド・モデルにてスレッド→アヘッドへの変換アダプター

を装着・・・
NEC_0563.jpg

簡易的では在るが、見た目も武骨で重い・・・

そして、加工してもハンドル位置を今より低くセットし辛い!

等々、機能美とは程遠い現実・・・
NEC_0564.jpg

足回りにはスピナジー・カーボン・ホイール(ブラック・スポーク)

これは、国内未発売モデルを選択!

問題はフレーム・ジオメトリーである、初期型のビトゥーボのシート

ポスト径は27,0mmであるが、カーボン・ピラーでこのサイズは珍しく

完品は稀なのである・・・

知り得る限りでは、当時のシートポスト(軽量カーボン)はセラ・サンマルコ

社製のみ?と言って良い程、他は皆無であるから思案所でも在る・・・

もう一つは、エルゴ・レバーの形状、8s~9sではホイール

選択の余地がオーナーの意図とは合わない・・・
NEC_0764.jpg

10sの最終後期型のボーラ・ウルトラを、ご所望にてエルゴも敢て
(旧ボーラのハブ前後の形状は徳利型、旧シャマルと同じ形状にて美
しいと同時にレトロ感も在りコレが当店の拘り・大事な融和である)

同、10s時代のエルゴ・パワーにする方が全体のフォルムに溶合

う意図であるがココで又1つの問題が?

BB部分のジオメトリーは旧型のスクエアBB専用(当たり前だが)

現行のチョイスはカーボンクランクの10sであるからBBカップだから

旧)スクエアBBの様にセンターを試行錯誤出来ない

レギュラーの52T/39Tではインナーがチェーンステーに干渉する

其処は経験豊富な当店ですから、こんな時はコンパクトクランクを使用

し、一気に問題をクリアです!

インナーが34Tと成れば、チェーンステーの干渉も無くクリアランス等

十分にも確保出来、正しく安全にこの問題をクリア出来るのだが当時の

フレームジオメトリーと現行のパーツを組み合せるのも楽では無い・・・

長年のショップ経験、知識とノウハウがモノを言うのである◎

因みにコンポーネントはカンパニョーロ社レコード10sのフル

コンポーネント、ヘッド・パーツも同社のアヘッド用H・P!

フォークもTIME社のカーボンフォーク(スティールコラム)から当時の

チネリ社製(1インチ・カーボンコラム)マッスルカーボンフォークに
交換「勿論デッドストックでコラムも1インチのカーボン軽くて強剛性」

カセットには10s時代、花形のフル・チタン!(100グラム台)

ペダルもLookのケオ・カーボン、炭素繊維とチタンのオン・パレードは

軽くなる訳です・・・
NEC_0725.jpg

サドルは乗り心地重視で、セラ・サンマルコ社製のNEWリーガルにて200g

一寸!

とクラシックな見た目と軽さ、表面はヌバックにてノンスリップで大人の

上質感!
NEC_0721.jpg

お客様のニーズは何時も多種多様ですが知恵を絞り出しますとも~♪

極細フレームの年式に合わせ、フォルムを崩さずパーツを組み付ける

こうしたデッドストックパーツを組み合わせて仕上げるのもオーナー

の『走り』に合わせるのも、また一興「現代」の楽しみ方なのでは?

只一つ、コンポーネントのスペックを合わせるのは「肝」である!!!

レコードにコーラス、アテナにベローチェ・・・カンパ・パーツなら

何でも良い訳では無い、これでは御粗末!

さて、デンタルの歯数はレギュラー~コンパクトに妥協は在ったものの

エレガントでマーべラスな「一台」がまた産声をあげた◎

結果的に総重量は7,3kg、後はオーナーのエンジン次第(笑)
NEC_0722.jpg

NEC_0724.jpg

後はアウター・ワイヤーをノコン・カーボン、クイック・レリースは軽量

で、強剛性のモノを物色!

以前のパーツは現在メッキ~塗装から仕上げ中のビンテージ・デローザに

移植を検討中・・・
スポンサーサイト
2014-03-30 : カスタム事例 : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop

コルナゴ「アラベスク」をカンパ50thフル・コンポーネントを纏う、大人のカスタマイズはエレガント『時には、贅沢しても良いじゃない…大人だもの! みつお風?

朝一番、気が付けば蛇口から少し冷たい水が…
秋の気配を感じます
よ~し!愛車よ、猛暑で乗れなかった分は
この秋以降、リベンジだ!
とばかり真夏はO/Hも、確かに多かった
カスタマイズやレーシングチューンナップ・・・
ドレスアップにO/H、等々
愛車をグレード・アップさせるべく様々な銘車が訪れる

各オーナー達は、週末のレースの為に?
愛車を快適に走らせる為に?
又、当時のままの姿で各パーツの同時代のコンポにも拘り
用途や思いはそれぞれです…
例えばリア・エンドを現状、5Sの120mmを126mmに変更
出来るのか?
7Sの13T~24Tに取り換え…
そーなると、チェーン交換してWレバーをドップラーに
変えなければ等々…
およそ、現代のショップ事情に逆行?
数十年も前、当時ショップ風景そのもの
当時の少年達が集う店内
都心のど真ん中、ここ青山の地で仄々とした時が
ゆったりと流れ…
時にはレアなパーツに「お~、懐かしいね♡」とか
一喜一憂…

誰が呼んだか、まさに『大人の駄菓子屋』である(笑)
皆さん本当に、良いお顔をしてらっしゃる
奥さんやお子さんは、見た事が無い顔かも…
それに比べ私は妥協無き?
お仕事中は鬼の形相ですが、元々こんな顔(悪しからず)
安心して乗って戴く為に、仕事中はへらへら笑って
いられないのです
当たり前の事ですが…

さ~て今回、レア度は横綱クラスのコルナゴ
アラベスク30thフレームに、カンパニョーロ
スーパーレコード50thの新品箱入りをチョイス!
写真では、端折りましたがご安心を!
芯出し~フェイシング~リーミング~各パーツの
ピボット位置研磨、加工~シュー交換(念のため)
等々、全ての作業を済ませ~組み付け~ドライブ
トレイン~ブレーキ調整~ポジション・セッティグ
オーナーの試乗~再度微調整~納車に至ります!
arabesque c50th_01
フレーム・セットはNOSコンディション☆
危なげの無い状態!
arabesque c50th_02
ブレーキ本体も全て分解、シャフトの曲がりや
バリ等が無いか?
ダブル・ナットとめがね(裏バネ)インナーワイヤー
微調整、この工程を重ねてレバーの「引き」は軽く
なるのです
距離を走るオーナーは「引き」の軽さに拘ります!
arabesque c50th_03
サドルは、この後どセンターに調整済みにて
ご安心を!!!
arabesque c50th_04
今回、泣かされたのはアンブロッジオのリム!
カンパニョーロやマビックのチューブラーリム
とは違い二ップル面が「薄い?」「柔らかい?」
ので『縦振れ』が当店のローテンション組みでは
非常に取りずらいが今回は(旧・新品)にて何とか
クリア(汗)
でも、ホイールの組み付け時間は倍以上に…
だから「悪い」のではなく「軽さ」や「マイルド」
感は秀逸?
arabesque c50th_05
当店では、アラベスクだけでも相当な数を組んで
きましたが…
塗装のダメージが少ない個体とは、使用頻度も少
なく距離も出ていない証拠!
再塗装が必要な個体は、得てして「ダメージ」
が各所に見られるので組み付け前の仕事は大変
この様な「個体」は『稀』である
完成した姿を見る度、美しくウットリ…
arabesque c50th_06
シート・チューブ廻りの塗膜の「剥れ」「割れ」
も無く、この内部に施すリーミングは緊張度MAX
arabesque c50th_07
ペダルのキャップはサビでは無く「写り込み」
ピカピカなのだ☆
arabesque c50th_08
只、一点トップ・キャップの位置がセンターに
決まらず残念であるが50TH純正の蟹目の工具で
これ以上廻すと面が舐めてしまうのでココ迄!
縦しんば、緩めてセットしたとしよう…
走行中に必ず緩み、脱落する
ロックタイトを薄~く塗り(厚塗りはNG)
O/H時、回らず傷だらけに…
スペアのキャップも高額にて、組み付けには細心
の注意が必要!
arabesque c50th_12
arabesque c50th_09
バーテープはベノット、しかも珍しい「厚手」の
パール・ホワイトで爽やかに、キメて見ました
レバーのカラーリングも引き立つ!
arabesque c50th_10
ハブの玉押し調整もバッチリ!
0,05グラムのクリップをたった一個、スポークに
引っかけるだけでホイールは、スルスルと廻り出し
もう止まらない…
くれぐれもクイックの締めすぎにはご注意をっ!
せっかくの調整が渋くなりますが緩すぎると危険!!
ビンテージ・バイクとは、とても繊細な匙加減が必要!!!
「なめたら、行かんぜよっ!」
arabesque c50th_16
最後に、ペダルの革ベルト調整を…
arabesque c50th_13
オーナーに馴染んだサドルとフレームが更なる
調和を醸し出す♡

追申

今月の末には『八重洲出版』様よりイタリアン
ロード・バイクのムック本が発売される予定!
勿論、当店にて仕上げた名車も多数掲載されます
のでご期待下さい!!!
無事取材も終え、少し綺麗に整理された店内で
この週末も営業致します。

ご来店お待ちしてます!

◎最後に、この異常気象で被害に遭われた皆様
心よりお見舞い申し上げます

☆突然のゲリラ豪雨や落雷にも注意しましょう!
2013-09-06 : カスタム事例 : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop

『チェリーニ』木製リムを組む・・・激闘偏のスタート!ムムッ・・・?

この作業当時、梅雨明けを迎えた都心は、連日30度
超えの猛暑此方の作業も連日ヒートアップ!
カタログデータでは、木製のリムがアッセンブル
されており・・・
従って木製リムを選択です
イタリア製、の木リムにて「バキッ!」
なんて取り返しがつきませんから慎重に拝見!
材はヒッコリーで美しい
繊細な作りだなぁ~目地の加工も丁寧な作り・・・
Manual_01
Manual_02
伊語・英語の取説を、読みながら慎重に内容を
一つ一つ確認しながら作業の段取りを進める
ハトメを配し、スポークを通す
段付きホールには『割れ』や『防水』対策として
専用のオイルを、その目地に全て、塗り込む
浸透させては何度も塗りこむ作業に没頭する
あっと言う間に夕方・・・
木リムの組み付けの際には、このひと工程がとても重要
旧車には、昔ながらの手間をかけるこのやり方以外無い
のです
ん~ん~思ったよりも大変だこりゃ・・・
因みに、伊語・英語の取説にはカナリ細かく使用時の注意
事項が書かれています
湿度や気温等の上・下限やテンション等々・・・
何せ、相手が木製なので徐々にスポーク・テンションを
上げて行くのだが数回に分けながら、作業を進める
連日、店内のエアコンもフル稼働で頑張る!
閉店後も除湿にして帰宅、出来るだけ湿度を一定に
保ちます
翌日、材の乾き具合等の変化をチェック・・・
様子を見ながら上げたスポーク・テンションが、ひと晩で
バラバラになりますが、これを繰り返していくことで、徐々
にリム全体の制度が出てきます◎
更に、チューブラーのタイヤを最初は接着せずにハメ込み
全体にバランスを出して行きます
テンションが馴染み、暴れなくなるのです
T mater_01
T mater_02
T mater_03
木リムに装着するのは、チューブラー・タイヤ
良~く見るとリムのタイヤ側にはニップルの頭
がデコボコに見え隠れ、リムのハトメが沈む穴の
深さが若干、深かったり浅かったりと当店の見切り
では、致命的に思える・・・
実際、タイヤの接着面側にニップルの凸凹が当たるのは
避けなければならない!
それでは、どうするのか?
答えは簡単である!

若干凸凹のニップル・ヘッドを均等に削る・・・
削ると言っても、何時ものコンマ数ミリで有る
回りにマスキングを施し、ソレを削る、慎重に
慎重にである!
次に、その面をツライチにする為にはこの様な
パテ(液体?固体に近いかも?)を更に上から
盛る
Wood rim_01
ワザとはみ出す様に、盛る?
この後、この様にハトメの廻りを測ったように
トリミングすれば安全、凸凹を指のハラで確認!
指触りもツルツルでタイヤの接置部分には確りと
ツラが出ました!!
Wood rim_02
Wood rim_03
激闘編とはこう言う事なのです(痺れる作業です)
まだこの後が在るからです

取説では、ユニバーサル・タイプの(赤)シューを
使用・・・と詠っているが当店の経験とノウハウでは
当時、カンパが出していたシント・シューであろう
SレコとCレコの2タイプが有り、この場合は勿論
Sレコ用のスクエア・ブロックを使用する
Synt_07
(コンビニ・スイーツ風?)
Synt_09
Synt_10
リムの当たり面を考慮すれば当然の選択であろう
手間暇をかけると言うのはこう言う事◎
急いでもダメ、相手は木リムなのですから!
今回は8日間で、仕上がりました(汗・・・)
これでやっと全体を組み付けます
センター出ししたフレーム、ホイールでしっかりと
チェーン・ラインを出しながら、組み上げ作業・・・
オーナーの意向通り、当時の感じを出す為に最後の
お化粧を施します
ハンドルに巻かれているヌバック革に、専用ニスを
塗り込み、いよいよ完成へと向かいます・・・
Cellini_43
但しぶっつけ本番はしません!
最低でも数種類の革で様子を見ます
コンディションを見極め、ミスの無い段取り
を考え作業をするのは大事なんです!
Wood rim_04
Wood rim_05
こうして珠玉の一台が永き眠りから覚め、オーナー
と共に走り出すのです
Cellini_46
Cellini_47
2012-08-12 : カスタム事例 : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop

宝飾と言う名の『チェリーニ』…それは、ボローニア生まれのクロモリ・ロードレーサー!第一章

ある日の事・・・
店内にて常連さん達が、皆口を揃えて
「うわ~、これは何処の何て言うフレーム?」
質問が飛び交う・・・
本当に珍しいバイクばかりが日々、持ち込まれる当店
ですがこの『チェリー二』に関しては殆ど情報が無い
でも、当店秘蔵の資料を発見!
パーツスペック等も掲載されていて一安心?
cellini_01
何しろ古い資料にて色やけは悪しからず!
cellini_09
笹の部分に珍しいコロンバスの鳩のパント・・・
cellini_10
cellini_11
cellini_12
シートポストのパントもチェリー二は希少!
cellini_13
(あくまで、市販モデル様です・・・)
それを紐解けば、イタリアはボローニアで製作の車両
cellini_14
画像では分かりにくいですが、貫通してます
リアエンド部分も勿論リーミングを怠らず◎
cellini_15
先ず、特長的なのは、前後のエンドに肉抜きが施されて
いる事、手が混んでいる
cellini_17
cellini_13
フォークのベンド角ラグとパイプの段差が
少ない等、かなり「レーシー」な造りで在るのが判る
しかも、フレームを持った感じも軽い!

先ずはフレームの現状?
新品で、有っっても疑うべし!
当時のイレギュラーの可能性も?
(規格外の商品)
冷静に、判断して行かなければ・・・
クロモリ・フレームゆえ、歪みが生じるもの
芯出し作業も必須
ショー・モデルとは、展示用であるから「走る」前提
では無く「魅せる」仕様で有るから・・・
その『チェリー二』に、冶具を使いセンターを見る
フロント・リア、各箇所を次々と検診・・・
cellini_19
相当の歪み、冶具にて修正成るか?
cellini_20
やはり芯が出ていない?
でもこれは冶具で修正のキャパ内

セーフで有る、冶具修正での作業も終わり次へ
BB廻りに異変在り
cellini_21
やっぱり・・・フロントの歯が二枚ともチェーンステー
に当たってしまう
そのクリアランスを確保するためには、どうするか?
試行錯誤の連続です!

フェイシング及びリーミングを施してから色々な種類
のBBシャフトを取り出し、どれがこの個体に合うか?
cellini_16
cellini_22
cellini_23
フェイシング、削り過ぎには注意!
cellini_24
慎重に、この手のフレームは繊細な作業
失敗などは許される訳もなく・・・
後戻りなど出来ません(冷や汗)
cellini_26
全種類を試しつつ組み付けを進める
とにかく、ありとあらゆる手を尽くす!
『手間』とは、こう言う事です
SP-70
SPC-70
SS-70
SS-70-120
(ss-70)
括弧が付いている物も有るのです
cellini_02
cellini_03
cellini_05
cellini_06
等も在るが・・・
どれも不適合、軸長も足りず(汗)
一先ず、クランクを組み付けて様子を見るがやはり
チェーンステーに干渉・・・
ショー・バイク厄介な所です(笑)
cellini_07
チェーンステーは潰しが入るかオーバルな物が
通常の市販モデルにはセットされています!
cellini_08
何故か、チェーン・ステーチューブに潰しが無い
通常はチェーンリングのアウター&インナーの歯を干渉
を避け在るはずの「逃げ」が無いのだ!

ブツブツ言っても、ラチが開く訳でも無く・・・
このまま廻せば、当然チューブに傷跡が付いてしまう
BBのシャフトの長さを変えれば良いのだが、それだけでは
チェーンラインがそのモノ作れない
のちに、シフティングにも必ず支障が出る
リアホイールフリー側の、お猪口を立てたり?

ん~ん!悩む悩む・・・

カンパニョーロの規格ではシールドBBの軸長が最長のモノ
でも足りず、かといっつてタンデム用では長すぎるし・・・
カタログ・データのSレコ/チタン・シャフトでも合わない(変な汗)
のだ ん~ん、たった数ミリされど数ミリ

そうだ!!!

でもイザと云う時用にイタリア製、他社の122mmの
シャフトしかないなぁと試しに、装着・・・
おぉ~、長さはピッタンコ!!
ん~ん?
所が、鍔(玉当り部分)のオフセットがそもそも
違うのです
cellini_27
cellini_28
また一苦労、左右のワンでまた試行錯誤(この時間が大事)
勿論カンパ純正なのだが、一口にワンと言ってもアルミ製や
スティール等、年式によりベアリングの大きさ等も異なる為
オフセットが若干異なる!
しかも、BBシェルの微妙な形状の違いや前オーナーの
初期セッティングにもよる不具合『未熟なフェイシング』
フェイスをスクエアに削れていない、削りすぎなモノでは
正しく面圧が掛らない!
何度も々、トライ&エラーの繰り返し(涙…)
で、何とかワンの組み合わせに成功!!!
クランクはステーに緩衝もせず見事に回転◎
第一関門は無事に突破?
但し、次々と襲い来るであろう「ショー用フレーム」
コチラの思うようには 行かないのです

次回、第二章へと次く・・・
(第二章は、木製リム・激闘編です)
2012-07-16 : カスタム事例 : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop

ファニー・バイクは数あれどジャンニ・モッタ氏・考案のコイツは半端な代物じゃね~な

何事も無く、すんなりとO/H作業の進むスティールバイク等は
皆無と云えましょう…
例えばクランクのセンターボルトの緩み?
サイクリスト永遠の課題、走り込めば走り込む程各ボルト及び
ナット等は確実に緩む!
ご経験済みの事でしょう?
でも是は、かなり正常な予測の範疇内のトラブルとは呼べない
修理対象車です◎
本当に問題なのは緩め様としても緩まないモノ(汗)
潤滑剤もダメ、何をやっても緩まない…
シートポストにBBの右ワンetc
力技?
経験?
秘儀?
でも、緩まない…
冷酷にも時間だけが過ぎる
時に怒りにも似た感情が芽生える、いかんいかん…
冷静に…冷静に…
自分をトコトン追い込んで行く
そして又、どんどん時は過ぎて…
こんな作業の繰り返し…
諦めたら次には進めない、誤魔化しも効かない…
出来るまで何度も何度もトライするも又、其処には新たな
壁がっ!
でもコノ壁を超えし者だけが次に進めるのです
こうした自分との戦い?の中で作業は、詰まりつつも
前へと進める
そして、納車もスムーズに繋がる
但し、くる日も来る日も残業、残業、残業…
でも、人間は寝ないと壊れてしまうものなの
ぐったりとベッドに横たわりZ Z Z…
早く、眠ろうと焦り出す程
眠いのに「あのパーツの取付台座はアルミの削り出しが良いか?
はたまたステンレスの無垢材を削り中空にして軽さを…等と
考え出すと「また眠れなくなっちゃう」所謂、職業病である
普段からコレなのに仕事が立て込むと、より一層頭に浮かんで
全然、眠れなくなる!
おかげで、ダイエット要らず(笑)
愚痴はこの辺で…
funny_2_01
さてさて、やっとの想いで復活した今までで、最も眠れなくなった
銘車のご紹介です。
ジャンニ・モッタのファ二ーバイク/コロンバス・エアロチューブ
を使用の一台!
funny_2_02
funny_2_03
funny_2_04
funny_2_05
楕円のチューブやそれに合わせ設計された『ラグ』やシートポスト
ヤグラの形状やイモネジ!
刃の様なシェィプゆえヤグラ部分はドーム型になっている為、所謂
ピボットで、首が振れる様に設計されたモノ!!!
funny_2_06
funny_2_07
Cレコのエアロピラーをも凌ぐデザイン?
ダウン・チューブ上部に配されたWレバーも、専用台座各所にイン
ナーチューブ内蔵の通称『インターナル』チュービングを配し風洞
的(エアロ・ダイナミズム)にも他を圧倒した優れモノである
図面を造り、ジオメトリーだけでも、大変な事である
funny_2_25
funny_2_22
funny_2_20
funny_2_18
funny_2_16
当時、イノーや彼のアシスト時代のG・レモン等がツールでは
ファニーバイクとは呼ばず、モゼールタイプと呼ばれていた
バイクですから、モー大変なんですね~
funny_2_13
funny_2_24
funny_2_15
画像がイマイチですが、これは真鍮のライナーチューブです
funny_2_16
リア・ディレィラーのシフターワイヤーをチェーンステー
パイプ内に配し当時、究極のエアロ仕様と言える!
これも又、手間を惜しむと『見た目』だけのバイクになって
しまいます
シフティングのフィールやタッチ果てはその早さ迄が変
ってくるからなのです
funny_2_17
この様に、一つとして手は抜けない?
困難な事もやり遂げるのです…
πの違う真鍮のパイプを数種類用意をして作業に臨みます。
何度も何度も角度を合わせ曲げたり…
曲げ過ぎれば、そのパイプは使い物にならず…
funny_2_18
funny_2_19
その後、アウターワイヤーの取り付けクリアランスや
取りシロを検討し幾度も繰り返し最善の長さを出す。
作業効率も考えつつ…
funny_2_20
funny_2_21
funny_2_22
funny_2_23
企画設計の段階で緻密で在れば在る程、現場の作業は更に
精度と技術が求められます、何でか?
当時の図面が手元に在る訳も無く、各箇所のサイジング
を行い図面を造り?其処までする必要があるのかって?
そうなんです。
funny_2_24
funny_2_25
funny_2_22
この部位にはスティール製のオリジナル台座が付いており
其処にWレバーを取り付けるのが本来の作業なのですが…
鉄製の定めとでも申しましょうか、サビ等の部位の劣化も
在り『折れる』寸前の状態、図面を作り新たに製作する他
の選択は無く、どうせ作るのならば丈夫で錆びない
でも溶接、研磨等非常に加工しずらいアノ素材…
ステンレスです。
とは言え、Wレバーの取り付け部位は極薄のダウン・チューブ
の上部、またまた針の莚かぁ~?
ここはスぺチァーレ・テッライスタ(ビルダー)のM氏と協議
早速、製作をお願いする事に…待つ事暫しで、
出来上がった部品がコレです
funny_2_26
funny_2_27
funny_2_28
funny_2_29
何時もこんな無理なオーダーを受けて戴き感謝です
此方もどんなに大変な事か解った上でのお願いも完璧な
作業で答えて戴ける力強~いお仲間が在っての事です、ハイ◎
フレーム1本を整えセンターを出す事は、決して簡単に出来ない
どころか安易に考えて出来るものではないと云う事です。
funny_2_30
funny_2_31
funny_2_32
やっとで次に進みます!
クリアランスを整えた後のワイヤリングです
ブレーキとシフターが其々2本、しかもドロップハンドル
では無くブルホーン・バー!
ブレーキワイヤーをカナリ鋭角に取り付けるので…
急角度でアウターワイヤーを折り曲げますから当然インナー
ワイヤーの動きは超シブシブで動きません
ブレーキングの際、レバーの引きも渋い?
従ってブレーキングは甘く効き辛く止まらない?
いわゆる負の連鎖…で、どうするか?
シフターワイヤーのアウターを一皮むいて、内側も加工します
それでも鋭角に曲がりますがアウターワイヤーは常に真直ぐに
戻ろうとしますから鋭角の中にクリアランスが生まれインナー
ワイヤーは驚くほどスムーズに動き、結果ブレーキングは良好
に…と、成るのです◎
この様な事も含め作業を進めます
funny_2_33
funny_2_34
funny_2_35
やっとFD、RD及びブレーキ(デルタ)の組付けへと…
funny_2_36
funny_2_37
funny_2_38
その前に、コレです!!!
フェイシング?リーミング?
いやいや、ライナーやインナーワイヤーを正しく格納するための技です
いわゆるシェル…内側にはこんな便利なモノを市販されている訳も無い
のでせっせとπの合うパイプでこの為ダケに作りました
funny_2_39
それでこう組み合せるとお分かりかな?
funny_2_40
BBシャフトの干渉によるダメージを気にせず踏める、安心・仕様の
カスタムBBシェルの完成です
これで、迷わず組み上げて行けますね~◎
funny_2_41
で、先程のデルタ・ブレーキのオーバーホールですが…
まずはホイールとの相性、とても重要ですよ~!
今回リアに使用するのはシャマル!
当店在庫の新品(当時モノ)をチョイスします
フロントは新品のヴェント(650)です
意図的にヴェントを選ぶ訳は?
これが判った方は表彰(何の?)モノですね。
おっとっとデルタブレーキでしたね…誰?
☆先ずはブレーキ・シューの交換ですが、今回は出血の
大サービス☆
ブレーキ・ブロック交換の際、見落としがちなインナー
プレートの存在!
ご存じ無い事と存じますので本邦初、知っとかないとね。
funny_2_43
funny_2_44
funny_2_45
こんな奴がシェルとブロックの間に挟まっているんです
funny_2_46
良~く見るとシェルのセンターボルトの両脇に鎮座マシマスのは
芋ネジと言いまして、インナー・プレートがシュウの当り面を押
し出すこ事で、より正確にリム・サイドをスクエアに捕えストッ
ピングパワーを引き出す「縁の下の」力持ちなのである◎
まだまだデルタ・ブレーキのチューンナップ方法は数在るのだが
キリが無いので、今回は此処までです…
funny_2_47
funny_2_48
funny_2_49
funny_2_50
このブルハンに同じくマヴィックのDHバーを装着し
ペダルはレース出場の為ルックのケオMAX2のホワイト
をチョイス!トランジットを考えるとね~◎
ボトルもカンパの旧エアロの珍しいサーモ・ボトルで
レーシーなスタイル◎
実際、京浜島のトライアスロン・レースに参戦・・・
トップ・チューブにロイヤル・ブルー、ダウンチューブ
はホワイト・ベースそしてシート・チューブにはブラシ
タッチのアルカンシェル!!!
当時からフレーム・グラフィックには定評のカラーリング
には圧巻である。
やはりココにはサンマルコ社のサドル「ロールス・レースデイ」サドル
しかない!
同じくロイヤル・ブルーのボディーにイエロージェルのアクセントが
バッチリと効いています!
と、この様な数々の技を駆使した銘車ジャンニ・モッタの
ファニ=バイク製作の巻でした~!
funny_2_51
funny_2_52
funny_2_53
funny_2_54
スティールバイクは本当に手を掛ければ掛ける程、乗り手
を極上の世界に導いてくれるのですから、メンテナンスや
O/Hは、お忘れ無く~!!!
2012-03-15 : カスタム事例 : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop
ホーム  次のページ »

カウンター

プロフィール

hiphipshake

Author:hiphipshake
HIP HIP SHAKEオーナー。インダストリアルデザイナー、アパレルデザイナーを経て、ついに禁断の自転車趣味を仕事に…。前職の知識と経験を生かして、自転車の「ストリートクチュールカスタム」を提唱。リアルレーサー等、フレームの芯出しからパーツのオーバーホールやチューンナップ迄カッコよくて走れるヴィンテージバイクを多数制作中!

住所:東京都渋谷区神宮前3-36-26
電話:03-5410-5508
営業時間:13~19時
定休日:月曜(第2、3の土日は走行会・イベント等のため不定休)

PICT

FB4.jpg

passoni & casati_02

passoni_01

passoni & casati_04

specialized

olympic_01

MILAN


AOYAMA

定休日

LINK

写真 (24)

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。